大人の方向け 英語学習法

日本語のレベルを下げる 具体例

 
こんにちは。
英会話スクールコイッシュ代表の松浦です。
 
さて、早速、前回の続きのお話を進めていきます。

「どんな方法が、一番効率的に英語が上達しますか?」
という質問に前回のブログでは、

《母語である日本語のレベルを下げましょう》 


というお話をしました。

もちろん、生徒様一人一人の英語力によって、レベルアップの方法は違ってきますが、どのレベルからスタートしても、日本語のレベルを下げることは常に意識しておくと、ストレスなく英語学習を続けていくことができます。

英語学習は、筋トレと一緒で、継続がとても大切です。
そのためにも、長く学習を続けていける工夫が必要です。
 
 
「母語である日本語のレベルを下げる」とは、つまり、私たちが日常的に話している内容を幼い子供でも理解できるような簡単な日本語に変えるのです。
 
例えば、コイッシュの中学生以上のクラスで必ず行う、週末の出来事を伝える練習。
生徒様の多くは、週末の出来事を伝える際、一文にとても多くの情報を詰め込みます。

例えば・・・
「土曜日は、有名なレストランの予約が取れたので、友達と一緒に夕食を食べに出かけた」
という出来事があったとします。

日本語でこの文章を作るのは、全然難しくないですよね。
でも、これを英語で言おうとすると、考える時間が必要になりませんか?

英語で言おうとすると、一文にとても多くの情報があることに気づきます。

しかも、主語が・・・ない。。。

英語ができないから文章を作れないのではなく、母語だからこの日本語の文章が作れるのです。

この違いを知っておくことはとても大切です。
 
そこで、《日本語のレベルを下げる》というコツを使ってみます。
具体的には、文章をもっと簡潔に分解するのです。

大人の方向けレッスンでは、2つの条件を設け、文章を作ってもらいます。
 
①    主語を「I」にした文章にする
②    なるべく、主語+動詞+目的語 の短い文章にする
 
思い浮かんだ日本語の文章の中で、一番伝えたい結論から先に述べていきます。
上の条件に当てはまる箇所は、こんな感じです。

「私は、有名なレストランに行った(土曜日に)」⇒「I went to a famous restaurant (on Saturday).」

「私は、友達と一緒に夕食を食べた」⇒「I had dinner with my friend.」

「私が予約を取った」⇒「I made a reservation.」

こういった文章を作るのが最初の課題です。
答えを見れば、簡単なのですが、日本語を分解するのもとても大変です。

例えば、主語を「土曜日は」にしてしまうと、動詞が分からなくなります。


「有名なレストランの予約が取れた」という日本語に引きずられると、主語を見失います。
そのため、主語を「I」にして、動詞、目的語とつなげていきます。


そして、がんばって考えても主語が「I」にならない文章は、切り捨てます。


とにかく、主語を「I」にする文章を作る訓練をしていきます。

そうすると、主語に悩むことがなくなるので、主語に続く動詞や目的語に集中できます。

また、受け身といった難しい表現に悩まされることもなくなります。

この作業に慣れてくると、自分の日常生活の出来事や気持ちを英語で表現する習慣が付いていきます。

主語を「I」にした文章を作ることで、日本語の表現も変わってきます。

英語学習初級者が、英語上達のためにまずやることは、なんと・・・
いつも使っている日本語を、簡単な日本語に変えるということなんです。

まさかの、日本語⇒日本語。

しかし、これが、学習が進むと「英語脳」へとつながっていきます。

ご自身の今持っている英語力を活かして表現することに焦点を当てると、意外に英語は簡単で、すぐに上達するものですよ♪