英語はいつから始めるのがベスト!?
どの時期から始めても大丈夫!
こんにちは。
新学期が始まり、2カ月が過ぎようとしています。
英会話スクールCOISHも、新しい仲間を迎えると同時に、現在空きのあるクラスへ引き続き体験レッスンへご案内しています。
小学校3年生から英語学習が始まり、5年生から教科化されるため、少しでも楽しく学習が始められるようにとスクール探しをしているご家庭も多くなっていると思います。
英語学習は、早ければ早い方がいいと言われていることもあり、小学校高学年からの英語学習は、遅いと感じている方もいらっしゃるようです。
特に発音やリスニングは、小さい頃から始めないと身に着かないと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、全くそんなことはありません。
英会話スクールCOISHでは、英語学習を始める時期が個人で異なること、子供たちは覚えることが早く、忘れることも早いということを考慮し、スパイラルラーニングを取り入れた学習をしています。
これは、大切なことは繰り返し取り組むことにより、学習していない単元をなくします。例えば、be動詞は、1年生から6年生まで必ず学習します。1年生から学習を継続している6年生は、全6回その単元を復習することができ、その学年に合わせた説明をすることで、知識を深めていくことができます。
幼少期からの英語学習で得られるもの
幼少期の英語学習で最も良いことは、「遊びの延長で英語を学習できる」という点です。
例えば今月は、海の生き物の単語を少しずつ覚えていますが、「Shark(サメ)」のカードが出てきたら頭を隠すといったゲームをしながら単語を覚えています。
幼児クラスでは、大爆笑でレッスンが進むので、何度も繰り返し単語を練習することができます。
また、ごっこ遊びもよく取り入れています。
幼児クラスでは、「May I help you? / Here you are./ Thank you.」などのやりとりをして楽しみます。
このように、日々の遊びをたまたま英語でやるという感覚なので、子供たちは、英語を勉強しているというよりも英語で遊んでるという感覚です。
そのため、英語学習においてのストレスが小さく、楽しみながら英語を学習できることは、今後長く続く英語学習を前向きにスタートすることができるという点が幼少期から始める良い点だと思います。
小学校低学年まで備わっている特別な力
英語を幼い時期から始める利点は、「耳」にあることも確かです。小学校低学年までは、聞こえてきた言葉を聞こえてきたままに発音することができます。大人になると、意味の分からない文章や単語は聞こえてきたままに発音することが難しくなります。
英語・日本語に関わらず、子供たちが口ずさんでる歌を聞くと、歌詞はそれっぽく聞こえるけど実は全然違うということがよくあると思います。
英語の発音も同じことが言えるので、新しく学習する単語や文章でも、まずはその音をまねることができます。意味を後付けしてあげて、正しい発音=口の形を教えてあげれば発音とリスニング力の両方を一度に伸ばしてあげられます。
前回のブログでも書きましたが、一度英語を聞いただけで正しく発音できる子もいるので、幼い時期の耳の力はすごいなと関心しています。
例えば、「apple」という単語を覚える際、幼児は文字を見て理解することは少なく、耳の情報のみで発音し、絵を見て意味を理解します。
そのため、覚える負担が少なく、楽しく英語が学習できると言えるのです。
この点だけ見ると、幼ければ幼いほど英語学習が有利になると思うかもしれません。
小学生以上だからこそできる学習
それでは、小学校高学年や中学生、又は大人になってからの英語学習は遅すぎるのでしょうか?
いえいえ、全然大丈夫です!
小学生以上になると、文法など、難しいことも理解できるようになっていきます。文法が理解できれば、自分で文章を作ることができるようになります。覚えた単語を入れ替えて違う意味の文章を作ることができるので、幼児期の「楽しい英語学習」とはまた違う「楽しい英語学習」ができるようになります。
例えば、時制などで意味が違うことにおもしろさを見つけます。
今週は、高学年クラスで過去進行形の復習をしました。過去進行形の学習では、警察の取り調べの「アリバイ」をイメージさせます。
《過去のある時点で継続して行っていた行動》というのが過去進行形ですので、探偵ごっこのように動詞カードを引き、過去進行形を作っていきます。
このように、時制の学習は、「過去進行形」の概念が分かるから成立する学習です。
発音やリスニングを心配される方もいらっしゃいますが、フォニックスの学習で正しい発音を習得できます。それにより、リスニング力、リーディング力も伸びていきます。
特にフォニックスを伸ばすスペリングビーコンテストに参加すると、発音が矯正され、自信が出てきます。
漢字学習のように自宅でコツコツと繰り返し練習する必要がありますので、忍耐は必要ですが、難解な問題を解くわけではありません。
スペリングビーコンテストに参加したお子様たちを見ていると、中学校入学後もつづりを正確に覚えられる上、早く覚えることができます。
中学校では、小学校と違い、正確にスペルを書くということが要求されます。ここが中学英語が苦手となる大きな壁となっているのですが、発音から文字を起こせる子供たちは、本当に単語を覚えるのが早いのです。
小学生は、まだ家庭学習に余裕のある時期です。レッスンで学習した内容を自宅で復習する時間も、フォニックスを学習する時間も持てるので、伸びしろは大きいと思います。
また、フォニックスは英語の読み書き、リスニング・発音、全ての力に直結するとても大切な学習にも関わらず、中学校では取り組みません。
この裏技的な英語知識を持っている子供たちは、英語圏の子供たちと同じように単語を覚えていきますので、中学校からの英語に十分備えることができます。
中学生以上の英語学習は??
中学生クラスは、中学校の英語とは違う進度や内容で進めています。学校での英語学習は、単語を覚えることに重きを置いています。正確につづりを書く練習をレッスンでやるのはもったいないですよね。
では、COISHでは何をやるかというと、時制を中心とした文法学習、リスニングに力を入れています。学校ではあまり時間を割かないことですが、長文で話の流れを追う際に必要となる時間の流れをイメージできないと、結局何も理解できないことになってしまいます。
また、リスニングでは、聞き取る力を伸ばすために口の形を練習したり、文章の音のつながりの学習をします。英語は日本語と違い、一音ずつはっきりと発音する言語ではなく、子音が多くあるので、母音にくっついていくような形になります。
英語が早く聞こえる原因はそこにあり、その規則性を学ぶことで、耳を育てます。
また、英検学習も取り入れ、文法や語彙を先取り学習しています。
COISHの英語学習に興味をお持ちの方へ・・・
英会話スクールCOISHでは、英語学習経験があれば、自分の学年が対象のクラスとなります。学習経験がない場合は、自分の学年より一つ又は2つ下のクラスの受講をお勧めしています。
例えば、英語学習経験がない5年生であれば、4年生又は3年生対象のクラスがお勧めです。英語学習1年目だからといって、1年生と一緒に受講する必要はありません。年齢により、理解できること、学習スピードは違います。最初は周りができるので、自分だけが分からなくて不安になることもあるかもしれませんが、前述の通り、スパイラルラーニングを取り入れていますので、大切な文法は学習漏れがありません。
また、フォニックスも毎回取り組み、初めてのお子様は徐々に理解していけるよう、継続の生徒様は忘れていないかの確認になるよう、レッスンを構成しています。
言語は、覚えては忘れての繰り返しです。
この忘れる量を減らすことで、英語力を長い期間維持することができるのです。
忘れる量を減らす方法は、単純です。
何度も繰り返し取り組むことです。
この繰り返しが苦にならないよう、COISHでは記憶に残りやすいよう楽しいレッスンを心がけています。