大人×フォニックス
大人のフォニックス学習。
こんにちは。
英会話スクールコイッシュ代表の松浦です。
9月15日(日)のスペリングビーコンテストに向けて、出場を考えている子供たちは、毎日自宅で練習しているようです。 レッスンに来る度に、 「スペリングビーコンテストの勉強ばっかりで、テキストの単語忘れちゃった」なんて、言ってます(笑) どんなことでも、自信を持って取り組めるのって、素晴らしいですよね!
さて、今回は、フォニックスシリーズ3回目、大人のフォニックス学習についてです。 『フォニックスの学習が大人になってからも必要だ』ということについてお話します。 「フォニックス」は、アルファベットの持つ音の学習だということを、以前のブログでもお話ししました。(『フォニックスってなに?』へ) 私が中学生で初めて英語に出会ったとき、発音記号を学習し、それによって英語の発音を練習していました。 文章は全然聞き取れないし、何を言っているかなんてさっぱり分からなかったのですが、私は、発音に関してはすごく興味を持っていましたので、単語のつづりを覚える際、一緒に発音記号に沿って発音する練習は、とても楽しかった記憶があります。
30代以上の方は、発音記号を頼りに単語の読み方を練習していたのではないでしょうか? 中には、「そんな記号ありましたっけ?」っていう方もいらっしゃいますので、英語の先生によっては、あまり重要視されなかった方もいらっしゃるかもしれません。 フォニックスは、この発音記号を習得することですので、実は多くの日本人は正しい発音ができるはずなんです。 ただし、発音記号を覚えているだけでは、正しい発音にはなりません。
正しい口の形を作ることが大切です。
コイッシュの大人の方対象クラスでは、必ず最初にフォニックスの学習をします。
フォニックスルールはたくさんあるのですが、まずは、基本の26音の発音を習得します。
それから、必要に応じ、他のルールを学習します。
教材は、キッズクラスで使っているものを使用します。
子供向けに作られているものですので、リズムに乗せて効率的に覚えていけるので、難しい専門書を理解するよりも早く、コツをつかみやすいのです。
こだわりすぎも禁物です。
英語でコミュニケーションを取る上で必要なことは、発音ばかりではありませんので、発音にこだわりすぎていては、先へ進めません。
ある程度の妥協は必要かと思いますが、発音を理解し、継続して練習していくことが大切です。
語学学習は、筋トレと同じです。
一度のトレーニングで理想の体型を手に入れるのは、不可能です。 コツコツ短い時間でも続けていくことで自分の理想、目標に手が届くのです。
コイッシュが掲げる最終目標は、『自学自習する力を養うこと』です。
英語の本を読みたいと思ったら、自分の力で読める。 英語の歌を歌いたいと思ったら、一緒に歌える。
英語が日常にあり、英語に壁を感じず、やりたいことができるようになることが目標です。 そのために、キッズクラスではフォニックスを学び、耳から目から英語を吸収し、英語が壁になることなく、継続した学習をしています。 大人の方も、フォニックスを学習し直すことで、新しいステージへステップアップできるのではないかと思います。